GR for UNIX

$Date: 2004/07/11 13:14:24 $

GR for UNIXプロジェクトは、視覚障害者がLinuxを始めとするUNIX環境を日々のコンピュータ環境として利用できるようにすることを目的としています。

このプロジェクトは平成15年度厚生労働科学研究費補助金(感覚器障害研究事業)による「視覚障害者・盲ろう者のための非視覚的コンピュータ・オペレーティングシステムの開発」の研究課題による成果を含んでいます。

本プロジェクトは、静岡県立大学国際関係学部教授 石川 准を中心に開発を行っています。以下プロジェクトのメンバの一覧です。

所属氏名役割
静岡県立大学国際関係学部教授石川 准プロジェクトリーダ
有限会社サイパック 取締役社長工藤 智行プログラマ
有限会社サイパック森 秀樹プログラマ
有限会社サイパック遠藤 勝広プログラマ
学習院大学南谷 和載ドキュメント、広報

GR for UNIXの機能概要

GR for UNIXは、初の日本語対応Linuxスクリーンリーダーです。Linuxのコンソール環境において、画面出力を点字ピンディスプレイ、音声読み上げによって出力することができます。

点字出力、音声読み上げいずれも日本語に対応しています。点字については石川准と有限会社エクストラが開発した自動点訳ライブラリを用いることで、高精度の日本語点字出力を実現しています。

現在GR for UNIXには以下の機能があります。

GR for UNIXは、多数の点字ディスプレイに対応し、Linuxのコンソール環境用スクリーンリーダとして定評のある BRLTTYに日本語対応拡張を施したBRLTTY Plusを中心に構成しています。

BRLTTY Plusでは英語版のBRLTTYに対して次の機能拡張を行っています。

詳細情報

What's New :GR for UNIXについての最新情報をお知らせします。

インストール手順 :インストール手順を解説します。初めてGR for UNIXを導入される方は、次の「導入時の環境設定」ととともに、かならずお読み下さい。

導入時の環境設定 :導入時に必要な最低限の環境設定について解説します。 初めてGR for UNIXを導入される方は、前の「インストール手順」とともに、かならずお読み下さい。

簡単な使い方 :GR for UNIXの簡単な使い方を解説しています。 初めてGR for UNIX を使われる方、GR for UNIXの機能を確認されたい方はご一読下さい。

FAQ :GR for UNIXについて、よくたずねられる質問とその解答です。コンパイルなどでエラーが出た方はご一読下さい。

リソース・リンク集 :GR for UNIXに関連するリソースへのリンク集です。

デバッグの方法 :GR for UNIXの開発時のデバッグの方法を解説しています。 開発に興味のある方、GR for UNIXの動作に問題を発見し報告したい方はご一読下さい。

質問、お問い合わせ

本プロジェクトに関する質問、お問い合わせはminatani@users.sourceforge.jpまでお願いします。


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