GR for UNIX のインストール

[TOP]

$Date: 2004/07/06 15:12:01 $

GR for UNIXの配布ファイルの入手

GR for UNIXは現在、ソースコードのみの配布を行っています。実行ファイルのみのバイナリプログラムの配布は行っておりません。

最新のGR for UNIXの配布ファイルはsourceforge.jpのGR for UNIXプロジェクトのページよりダウンロードできます。

現在の最新配布ファイルは2004年5月9日リリースの、grunix-1.0.1.tar.gzです。

GR for UNIXの実行に必要な外部プログラムについて

GR for UNIXは、クリエイトシステム開発株式会社のLinux版 音声合成ライブラリと、有限会社エクストラ の仮名点字変換ライブラリを利用しています。この2つのライブラリは商用製品のため本パッケージには含まれておりません。

2005年12月現在、有限会社エクストラではこれら2つのライブラリをまとめたパッケージの販売はしておりません。

クリエイトシステム開発株式会社 Linux版 音声合成ライブラリ

全てのビルドに先立ち、クリエイトシステム開発株式会社のLinux版 音声合成ライブラリをインストールしておく必要があります。クリエイトシステム開発株式会社のLinix版 音声合成ライブラリのインストール方法を参照してインストールしてください。

EXTRA 有限会社エクストラ 仮名点字変換ライブラリ

次に、有限会社エクストラの仮名点字変換ライブラリをインストールする必要があります。添付ドキュメントの仮名点字変換ライブラリ パッケージのインストール手順を参照しインストールしてください。

ビルド及びインストール方法

GR for UNIXの配布tarball を解凍すると、grunix-[version-number]ディレクトリの下に以下のようなディレクトリ構造が出現します。

screen/		screen-4.0.1 を元に日本語とbrltty用の修正を加えたもの
brltty/		BRLTTY Plus, brltty-3.4.1を元に日本語用の修正を加えたもの
canfep/		canfep に詳細読みとbrlttyとの通信機能を追加したもの
syousai/	詳細読み用ライブラリ
ipcif/		IPCを使ったbrltty のスクリーンドライバインターフェース

grunix-[version-number]直下にあるMakefileを使ってmakeすることで各ディレクトリ下のファイルのビルドが可能です。

なお、canfep のビルドにはcanna のヘッダファイル群が必要です。あらかじめインストールしておいて下さい。

Debianではlibcanna1g-dev、RedHatではCanna-develパッケージをインストールすることでこの作業を行うことができます(バージョン番号など若干違う場合があります)。

% make
....
# make install

各ディレクトリに関してのビルド方法は次の通りです。各モジュールには依存関係があるので、次に解説する順番によるビルドをお勧めします。

syousai

詳細読みのライブラリを作成します。

% cd syousai
% ./configure
...
% make
...

ipcif

ipcif のライブラリを作成します。このライブラリは、ipcif のインターフェースを使用するアプリケーションによってリンクされます。

% cd ipcif
% make

canfep

CANNA を使って日本語入力を行うフロントエンドプロセッサである canfep をビルドしインストールします。$(IPCIFDIR) には ipcif のビルドディレクトリを指定します。なお、canfepをコンパイルするためには、あらかじめCannaのライブラリと、ヘッダーファイルがシステムにインストールされていなければなりません。

なお、以下の例ではIPCIFDIRの環境変数にipcifのディレクトリがセットされているものとします。

% cd canfep
% ./configure --with-ipcif-cflags="-I$(IPCIFDIR)" --with-ipcif-libs="-L$(IPCIFDIR) -lipcif"
% make
...

# make install

screen

./configure のオプション中の $(IPCIFDIR) には ipcif のビルドディレクトリを指定します。

% cd screen
% ./configure --with-ipcif=yes --with-ipcif-lang=JAPANESE --with-ipcif-cflags="-I$(IPCIFDIR)" --with-ipcif-libs="-L$(IPCIFDIR) -lipcif"
% make
...
% su
# make install
...

brltty

./configure のオプション中の $(IPCIFDIR) には ipcif のビルドディレクトリ(相対パスは不可)を指定します。また、$(SYOUSAIDIR) には syousai のビルドディレクトリを指定します。

./configureに--prefix=オプションを付けることでbrltty plusのバイナリ群のインストール先を変更できます。

./configure --prefix=/usr/localとすることで、/usr/local以下にbrltty plusをインストールすることができます。本家brlttyを併用しつながらbrltty plus のテストをしたい人はこうして下さい。(プログラムネームはbrlttyとなるので、起動時に/usr/local/bin/brlttyとフルパスを指定して下さい。)

なお、以下の例ではSYOUSAIDIRの環境変数にsyousaiのディレクトリがセットされているものとします。

% cd brltty
% ./configure --with-lang=JAPANESE --with-screen-driver=ipcif \
--with-ipcif-cflags="-I$(IPCIFDIR)" --with-ipcif-libs="-L$(IPCIFDIR) \
-lipcif" --with-jp-syousai-cflags="-I$(SYOUSAIDIR)" \
--with-jp-syousai-libs="-L$(SYOUSAIDIR) -lsyousai" \
--with-jp-extra-cflags="-I/usr/local/extra" --with-jp-extra-libs=""
% make
...
# make install


[TOP]

Copyright (C) 2003-2004 Jun Ishikawa and CYPAC Co., Inc.